※この記事は、2020年9月29日に追記してます。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者ですが、5月31日の報道だと
全世界で600万人を超えたと報道があり世界的に毎日増え続けています。
追記) 9月29日時点で全世界での感染者は3,320万人となっていて、
死者は99.9万にのぼり感染が拡大しています。)
5月28日の報道では、ブラジルで1日に26,417人の陽性が確認されたりと
爆発的に感染者が増えています。
日本での感染者数は16,804人(5月31日時点)なので、
その人数をたった1日で超えてしまってますね。
(※9月29日時点でブラジルの感染者は、世界で3番目に多い約473万人にもなっています。)
日本での感染者数は少しずつ減少がみられ、5月25日には
1ヵ月半ぶりに非常事態宣言も解除されました。
『台湾にはいつ頃行けるんだろう』と思っている台湾旅行が好きな方や、
僕のように奥さんが台湾人で一時帰国をしたい人も多いと思います。
この記事では『いつ頃台湾へ行けそうなのか』の目安を紹介していきます。
現状の台湾の入国制限について
現状の台湾への入国制限などは、どうなっているのでしょう?
外務省のページを見てみると以下のように記載されています。
日本からの渡航者や日本人に対して台湾での入国制限措置&入国後の行動制限を記載したものです。
3月19日から,外国人は,居留証,外交,公務の証明,あるいはビジネス上の契約履行等の証明がない限り,一律入境を禁止する。3月24日から当面の間,航空機のトランジットを禁止する。
全ての国からの渡航者は,14日間の自宅検疫の対象となり,自宅又は指定地点からの外出,公共交通機関の利用は認められない(従わない場合は罰則あり。)。「自宅検疫」中,所轄の里長(町内会長)等が毎日1,2回電話で対象者の健康状態を確認する。
5月4日から,(在宅検疫先となる)自宅等に,①65歳以上の高齢者,6歳以下の子ども,慢性疾患患者のいずれかがいる場合,あるいは,②在宅検疫者が単独で使用できる個室(トイレ,浴室を含む)がない場合は,入境後に防疫ホテルに入らなければならない(従わない場合は罰則あり。)。
上記記載のとおり、現状では一般の旅行者の方は台湾への入国が禁止となっています。
また、入国できた方にも14日の自宅検疫が義務になっています。
水際対策についての詳細はこちら
公共交通機関の利用もできないですし、すぐに自由に行動する事ができないので大変です。
日本での報道でご存じの方も多いと思いますが、台湾ではコロナウイルス感染防止の対応が早く
2020年5月31日現在で、台湾国内での感染者は442名と諸外国より圧倒的に少ないです。
台湾の人口は約2,400万人なので、感染者数が442名なのは凄いですよね。
(※9月29日時点で513人なので、国内の感染はほぼ収束しているといっていいと思います。)
台湾国内においては、5月8日の段階で台湾プロ野球の観戦が解禁されたり
5月24日には感染防止策した上で500人規模の音楽会も開催されました。
台湾国内の活動の緩和が進んでいます。
いつ頃台湾には行けそうなの?
5月15日の中華民国交通部が、観光と公共交通機関の制限緩和について
計画案を明らかにしました。
日程はコロナの発生状況により変更になるかもしれないですが、
今のところ3つの期間に分けて、段階的に緩和していくとの事です。
一部公共交通機関の規制緩和。
6月1日からは、社会的距離(ソーシャルディスタンス)を確保しながら台湾高速鉄道の減便の緩和。
交通機関、宿泊施設や飲食店などへ感染予防のためのガイドラインを決めて
コロナウイルスの発生防止の予防をしつつ、台湾国内での旅行の促進。
1段階よりも公共交通機関の規制の緩和。
団体旅行、個人旅行者の個人旅行者の宿泊、遊園地の入場券、観光ツアーなどに
総額20億元の助成金を支給し、更なる台湾国内での旅行を促進。
8月1日には、台湾高速鉄道での飲料をペットボトルで提供するなどの車内販売制限の解除。
状況を見てマスクの着用や検温、社会的距離(ソーシャルディスタンス)などの制限も緩和していく。
国際旅行観光の段階的な開放を始めていき、
感染抑制が出来ている国からの旅行者を誘致していく。
現段階の情報から、3段階目で海外旅行者の解放が始まっていくので、
早くても台湾へ旅行に行ける時期は10月頃になりそうです。
追記) ※9月の時点で、日本の感染者数は増加傾向のため
一般旅行者が台湾へ行けるのは、まだまだ先になりますね。
個人的には、年内は旅行で台湾へ行くことは厳しいと思います。
仮に行けるようになったとして、ある程度クリアしなくてはいけない要件が出てくる思います。
台湾国内のコロナウイルスの発生状況は、今の状況を見る限り収束していくとか思います。
日本の感染者数は減ってきているとはいえ、解除後にクラスターの報道があったように
第二波、第三波と感染者が増える可能性があります。
現に、緊急事態宣言の前よりも1日の感染者数が増えています。
(9月の日本で1日のコロナウイルスの感染者数は、大体300人~600人前後に推移してます。)
感染者が増加すると、台湾は日本からの観光客の受け入れを許可しないはずなので
旅行に行ける時期も延びる可能性が高いです。
※追記
2020年6月17日の報道で、台湾の衛生福利部疾病管制署が
水際措置を一部緩和する方針を示しました。
緩和の内容は、6月22日から短期滞在(3ヶ月以内)の
ビジネス目的での入国を解禁するとの事です。
本格的に、外国からの入国の準備を進めていますね。
ただし、入国するには以下の4つの条件を満たしている必要があります。
①指揮センター(防疫政策の必要に応じて都度設置されるセンター)が公表した入国が可能な者
②台湾での滞在日数が3ヶ月以下
③短期の入国により、ビジネス活動に従事するビジネス関係者
④指揮センターが公告する低感染リスクあるいは中低感染リスク国・地域を出発地とし、
搭乗14日前にその他の国・地域への渡航歴がない事
海外から日本への外国人の受け入れは現状どうなのか?
日本での外国からの受け入れに関してはどうなっているかというと、水際対策強化により
台湾を含めた159ヵ国の国からの外国人に対して上陸拒否を行っています。(2020年9月29日時点)
5月27日以降に出国する場合は、「永住者」、「日本人の配偶者等」、「永住者の配偶者等」、
「定住者」の方であっても原則として入国拒否の対象となるので注意が必要です。
僕の台湾人の奥さんも6月に台湾に戻る予定がありましたが、こんな状況なので
しばらく台湾へ帰国するのは難しそうですね。
※台湾へ帰国はできますが、日本へ帰ってくる事が難しくなります。
日本政府も3段階に分けて、海外からの入国規制の緩和を想定しているようです。
第一段階 ビジネス客、研究者
第二段階 留学生
第三段階 観光客
どうなっていくのかという感じです。
現状だと7、8月頃に、海外からの旅行者が日本に来れるというのは無いと思います。
段階的となると、旅行者の方が日本へ来れるのは当分先になるかもしれません。
※2020年7月追記
日本政府は、ベトナム・タイ・オーストラリア・ニュージーランドなど16カ国と
往来の再開できるように協議・調整を進めています。
16か国の中には台湾も入っています。合意ができた国から順次再開されるとの事です。
優先して入国できるようになるのは、ビジネス上必要とされる人材となります。
ビジネス関係者、管理者、技術者、技能実習生に絞られます。
旅行者の方は、まだまだ先になりそうです。
また、受け入れ空港は、成田、羽田、関西の3か所に絞られて
1日200人~250人程度の入国から開始するとのことです。
なので、緩和するといっても海外から一気に外国の方が
入国できるようにはならないですね。
「ビジネストラック」&「レジデンストラック」について
日本とタイ、ベトナムとの間で「ビジネストラック」、「レジデンストラック」での
往来が近いうちに開始されそうです。
※2020年7月29日から、タイとベトナムに関して『レジデンストラック』が開始され
国際的な人材などは日本へ入国ができてきています。
台湾に関しても、9月8日から『レジデンストラック』が開始されています。
要件を満たした上で、入国後14日間の待機等を行えば入国することができます。
詳細はこちら
『ビジネストラック』と『レジデンストラックの』違いは、以下の通りです。
レジデンストラックを利用する際の措置として、以下のような事を実行する必要があります。
防疫措置も時期によって変わる可能性があるので、外務省や法務省のページで
最新の情報を確認した方がいいです。
接触確認アプリ『COCOA』については、以下の記事で紹介しています。
まだ使っていない人は、使用してみてください。
今年の4月頃に奥さんのご両親を日本へ招待しようとしていたのですが、
今回のコロナの影響でキャンセルになってしまいました。
しょうがないですが、再開されるまで待つしかありません。
なるべく早く収束する事を願いながら、個人でも気を付けて対策していくしかないですね。
まだまだ感染者が増えていて大変な時ですが、このピンチをチャンスに変えて乗り越えていきましょう。