国際結婚は両親から反対されるイメージを持っている方も
多いのではないかと思います。
僕の奥さんは台湾人なので、国際結婚でした。
この記事では国際結婚した時に両親から賛成されたのか
反対されたのかを書いていこうと思います。
結婚前の当時の状況
結婚前の状況はこんな感じでした。
・奥さん(台湾人)
・交際期間 約4年半
・結婚直前は日本と台湾で離れて生活
・お互いの両親は共に健在
僕の場合、奥さんとは約4年半程お付き合いしてから結婚という流れでした。
両親には初対面で結婚の挨拶をしたというわけではなく、
比較的早い段階で台湾に行った際に会える機会がありました。
結婚を決めた際には、相手のご両親に正式な挨拶の場を設けてもらい
挨拶をしましたが、その時は既にお互いの事を知っているし、
ほぼ反対されない状況下での挨拶だったので、
結婚の許しを得るというより感覚的には結婚の報告のような感じでした。
初めて、ご両親と会う時の方が全然緊張しましたね。
言葉もわからないし、もうドキドキでした。
なので、結論を言うと僕の場合は奥さんのご両親には
有難いことに反対はされませんでした。
僕の両親も国際結婚する事に全く反対せず、
祝福されて結婚することができました。
これだとここで記事が終わってしまうので、
『なぜ反対をされなかったか?』という理由を
自分になりに考えて書いていきます。
『両親に国際結婚を反対されなかった3つ理由』です。
①と②の理由は、自分と相手の両親が反対しなかったと思う理由
③の理由は、相手の両親が反対しなかったと思う理由です。
個人的に、この3つの理由と比較的近い状況であれば、
両親から反対される確率は低いのではないかと思います。
理由① 国際結婚への理解が柔軟だった
僕の両親、奥さんのご両親共に外国の方に対して
最初から毛嫌いをせず相手の事を理解しようとする
姿勢があったのが大きい理由の一つだと思います。
初めて奥さんの家に行った時も、よくわからない日本人の僕のために
美味しい料理を作ってくれたり、お勧めの観光地に連れて行ってくれたりと
温かくもてなしてくれました。
特に食事は、料理を作ってくれたり、朝から色々買ってきてくれたり、
どこか食べに連れて行ってくれたり、いつもお腹いっぱいでした。笑
話しかけてくれた中国語は、僕の中国語のレベルが低くて
ほとんどわからなかったですが、優しく接してくれたのは伝わりました。
人によっては、外国人という理由だけでアレルギー反応を起こして
一切受け付けない方も中にはいますよね。
『外国の方が結婚相手なんて絶対駄目』と言う人もいると思います。
考え方は人それぞれあると思いますが、外国人であろうとなかろうと
相手を知る姿勢は個人的には重要だと思います。
まして自分の子供が愛した人であるなら、なおさら自分の子供のためにも
まず相手の事をしっかり知ろうとする事は親として重要だと思います。
相手の方が非常に素晴らしい人であっても、
外国人という理由だけで門前払いされるのは悲しいです。
もちろん根本の思いに自分の子供の幸せを願っているから
そういう反応をしてしまうのも理解できるんですけどね。
もし両親に国際結婚を反対されたら、賛成してもらうために
何に対して反対しているのか『反対の理由を明確』にして、
少しずつ解決して信頼を高めていくしかないのかなと思います。
理由② 相手の人や国などに対しての不安要素が小さかった
日本と台湾は同じアジアで地理的にも近くて、
親日の方も多く似ている所も多いので、
比較的不安要素は小さかったのかもしれません。
例えば、全く聞いたことのない国の方が結婚相手だったら
『信頼できるのだろうか?』
『治安は良いのだろうか?』
『しっかり生活できるのだろうか?』
知らない事が多すぎて、不安も大きいのは当たり前だと思います。
経済的な部分では、どんなに頑張っても労働収入が低い国もあります。
賃金が低くても生活レベルに問題がなければいいですが、
そうでない場合は当然心配されると思います。
治安の部分でも、例えば治安の悪い国へ嫁ぐ場合、
結婚を許して大事な娘を快く送り出す決断をするのは
なかなか難しい部分もあると思います。
この場合も親の結婚の賛成を得たいのであれば、
結婚する上での不安要素をひとつひとつ解決していくしかないですね。
例えば、親御さんが経済的な面で不安があるのであれば、
他に安定的な収入の柱を作って心配させないとか
治安の面で不安があれば、治安の良い地域を選らんで
住むという条件で安心させるとか、少しでも不安を取り除く方法は考えられると思います。
理由③ 結婚前に相手のご両親に挨拶できていた
冒頭でも話しましたが、僕は結婚前に
奥さんのご両親に会う事ができていたので
初対面で結婚の許しをもらう挨拶をすることはなかったです。
結婚前に直接台湾に行って5回~6回は会っていたと思います。
初めてご両親にお会いして国際結婚の許しをもらう場合、
個人的に賛成されるハードルは高いように感じます。
日本人同士でも難しい場合があるのに相手が外国の方となると、
初対面ですぐに結婚の賛成をもらえないケースが多いのも想像できます。
この事からも、結婚の挨拶までに顔を合わせて
コミュニケーションを取っておくのは重要だと思いました。
どうしても直接会いに行けない場合は、
今ではFacebook、Lineやスカイプなど
離れていても会話ができる便利な手段があります。
相手の顔を見ながら話ができる機会を設けてもらって
挨拶をして関係を築く事ができたら、少しは反応も変わってくると思います。
僕も台湾に行って直接会いに行く以外でも、
日本と台湾とで離れて暮らしていた時は、
年末年始やイベントの際には奥さんと
Facebookのビデオ通話を利用してご両親に挨拶したりして
コミュニケーションを取っていました。
会話する回数が多ければ、それだけ親近感も沸きますよね。
ちなみに僕は会話できるほどの中国語のスキルがないので、
どうしても『スマイル』と『ありがとう』の意味の
『謝謝(シェイシェイ)』が多用されますが、
お互い人間なので、コミュニケーションを取ろうとする姿勢は伝わると思っています。
どんな親でも国際結婚に対して少なからず不安があると思うので、
まずはこういったコミュニケーションなどで誠意を示して、
不安を取り除いてあげれば、悪い方向には進まないはずです。
国際結婚を考えている人に少しでも参考になれば嬉しいです。