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コロナアプリ

※2020年9月29日に追記してます。

日本では、感染が収まっていたようにみえた新型コロナウイルスですが、

また日本で感染者数が増加してますね。

 

2020年7月23日には、国内過去最多となる981人が確認されました。

 

そこで積極的に利用していきたいのが、『COCOA』です。

もう既にインストールして利用している方も多いかもしれません。

 

COCOAは、日本の厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策推進本部

リリースした新型コロナウイルス接触確認アプリです。

 

僕もインストールして使っていますが、以下に該当する方は

特に利用してもらった方がいいと思います。

 

・新型コロナウイルス感染症の陽性の結果を受けてしまった方

・人が多く集まる所へ行かないといけない方や移動の多い方

・接客など人と接する事が多い方

 

この記事では、そんなCOCOAのアプリについてご紹介していきます。

 

利用してなかった人は、参考になると思うので

是非インストールして使ってみてください。

 

新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)とは?

cocoa

※Google Playページより引用

 

冒頭で紹介しましたが、『COCOA』とは新型コロナウイルス接触確認アプリです。

 

メインの機能としては、新型コロナウイルス感染症の陽性者と

接触した可能性がある場合に通知を受ける事ができます。

 

『COCOA』って名前が可愛らしいです。

初めて聞いたら、まさかCOCOAが接触確認アプリとは思いません。

 

この名前は、『Contact Confirming Application』からきてます。

ちゃんと意味があるんですね。

 

それでは、このアプリについて少しずつ解説していきますよ。

 

どういう使い方や仕組み?

 

どうやって使ったり、通知が届いたりするの?

 

まず使い方ですが、お持ちのiPhoneやAndroidのスマートフォンに

『COCOA』をインストールします。

※ガラケー(フィーチャーフォン)では利用できません。

 

らくらくホンなどの場合、バージョンがAndroid 6.0以上で

Bluetoothが使える機種であれば利用できる可能性があります。

 

※App StoreまたはGoogle Playで「接触確認アプリ」や「COCOA」で

検索すると出てきます。

 

インストールが完了したら、アプリを使う前にスマートフォンの

近接通信機能(Bluetooth ブルートゥース)をオンにします。

 

オンにするだけで、新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した

可能性について通知で知らせてくれます。

 

通知を受ける条件として、1メートル以内で15分以上の他のアプリユーザと

接触した場合です。この場合に『接触』と記録されます。

 

陽性者と過去14日以内に上記の条件で近接した状態の可能性があった場合

通知を受け取る事ができます。

 

ちなみに接触可能性がない場合でも、以下のような通知が届きますよ。

接触した可能性がある通知を受けた場合、通知には症状の有無を選択できます。

 

症状あり」の場合は帰国者・接触者外来等の連絡先が表示されて、

検査の受診などが案内されます。

結構出てきた連絡先が繋がらないケースが多いみたいです。

感染者も増えているので、状況は悪くなるかもしれませんね。

 

症状なし」の場合は、身近な人に感染者がいるかどうかを選択します。

 

登録時に氏名や電話番号、メールアドレスなどの個人情報の入力も必要ありません。

陽性者と接触した場合も、誰と接触したかなどの情報は一切分からないため

プライバシーは守られていますね。

 

インストールして、Bluetooth(ブルートゥース)をオンにするだけなので

使い始めるまで非常に簡単ですよ。

 

COCOAですが、これまで度々アップデートされています。

直近ですと2020年9月24日にiOS版の修正版「1.1.4」の配布を開始、

9月28日にAndroid版の修正版「1.1.4」の配布が開始されています。

 

インストールしてそのままにするのではなく、定期的に最新のバージョンへの

アップデートが必要です。

 

既にどれくらい数がダウンロードされている?

アプリのダウンロード

6月19日にアプリがリリースされて、約一か月経とうしています。

 

7月22日時点で、合計で約797万件のダウンロード数です。

 

多いと思いますか?少ないと思いますか?

個人的には、まだまだ少ないと思います。

 

日本の総人口は約1億2,593万人です。

 

仮に15歳未満と65歳以上の方は、このアプリを利用していない計算してみます。

 

例えなのでざっくりな計算ですが、15歳未満(約1,516万人)と65歳以上(約3,593万人)を

差し引くと約7千万人となります。

 

797万件であれば、10人に1人くらいはダウンロードはしてくれたとも

推測できるかと思います。

 

ただ、このアプリを使う人が増えただけでは、このアプリの本領が

全く発揮されないと思っています。

追記)9月29日時点で、ダウンロード数は1767万件になってます。

 

重要なのは陽性登録件数

 

このアプリで、めちゃくちゃ重要なのが陽性登録件数だと思います。

 

この陽性登録は、新型コロナウイルスの陽性が判明した場合に、

本人が同意した上で本人がアプリで登録します。

 

登録するまでのハードルが個人的には結構高いと思います。

※登録は匿名で行われるので、個人情報や位置情報などが特定される事はないです。

 

そんな陽性登録件数ですが、7月22日時点で合計38件です。

 

7月に入ってから、感染者は百人単位で毎日増えている状況で

陽性の登録がたったの38件なので、かなり少ないと思います。

 

これまで国内で2万7千人以上の感染者が出ていますが、38件程度の登録だと

せっかく作って頂いたアプリの力が全く発揮されていません。

 

陽性者の方には、必ずインストールして陽性の届け出をしてもらう仕組みにしないと

このままだと陽性登録件数は一向に増えないような気もします。

 

現状ではなるべく多くの方に認知されて、陽性になってしまった場合は

忘れずに登録してもらうしかできないんでしょうね。

 

追記)9月29日時点で、922件になってます。うーんまだまだ少ないですね。

8月に入ってから1,000人を超える感染者の数が出てる中、まだ922件なので

もう少し増えてほしいと個人的には思います。

 

アプリを使用する事で期待できる事

 

アプリを使用することで、何が期待できるの?

・新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性が分かる

・検査の受診など保健所のサポートを早く受けることができる

・感染拡大の予防ができる

 

アプリを利用することで、上記のような事が期待できます。

 

感染が疑わしい場合の行動やサポート、感染拡大を防止するためにも

多くの人に使ってもらいたいですね。

 

そして、陽性の方には登録も忘れずにしていただければ、

アプリの有効性が出てくるのではないでしょうか。

 

通知を受けたらPCR検査を無料で受けられる?

 

追記)8月21日に陽性者と接触した通知を受けた人に対して

希望すれば全額公費でPCR検査を受けられるよう自治体に要請したと報道がありました。

無料でPCR検査を受けられるのは朗報です。

 

記事の中には、症状がない場合も通知を受け取ったのであれば、

検査対象になると明示されています。

 

今まで通知を受けても症状がない場合は、検査を受けられなかったケースも

あったようなので、受けられるようになるのは有難いです。

 

これを機に少しでもアプリを使用して、登録してくれる人が増えてくれればいいんですけどね。

 

アプリについての疑問点

疑問点

アプリを使う上で、不安な事や疑問点がある方もいるかと思います。

ここでは、そういった点をまとめてみました。

 

既に紹介して重複している部分もありますが、確認のためにまとめましたので

アプリを使う際の参考にしてみてください。

 

電話番号、位置情報など、個人が特定される事はないです。

 

いつでもアプリの削除が可能です。

 

いつ、どこで、誰と接近した状態かお互いに分かりません。

 

GPS(位置情報)も利用しないです。

 

厚生労働省が管理している通知サーバーでも個人情報や、陽性者と接触者の

関係が分かる情報は取りまとめていません。

 

アプリを削除して再度インストールした場合、それまでの接触履歴は削除されます。

 

動作可能なOSバージョンは、iPhone端末ではiOS 13.5以上、Android端末ではAndroid 6.0以上です。

 

アプリの仕組みは各国で違うの?

アプリ各国

やっぱり使用する上で気になる点は、個人情報が漏れたりなど

プライバシーの部分が大きいと思います。

 

このプライバシーの部分は、各国でアプリの仕組みが違うため国によって大きく異なります

 

例えば中国や台湾、韓国のアプリでは、個人情報や位置情報を取得して

個人の行動歴も中央サーバーで管理しています。

 

なので誰が感染して、どこに居たかなどが分かるので

感染拡大の防止には大きなメリットがあると思いますが

プライバシーの点には運用する上で注意が必要ですね。

 

以前テレビで中国のアプリを紹介されていましたが、陽性者が出た

アパートなど地図上で表示されて確認する事ができたりしていました。

見ていて驚きましたが、行動に注意ができて感染の抑制にはなりますね。

 

日本のアプリの場合は、プライバシーを最大限に配慮した

個人情報や位置情報を取得しない仕組みなので、

個人情報が洩れるというような心配はないです。

 

ただ、陽性登録を自身で行ったりなど各個人の協力が必要不可欠になりますね。

 

ドイツ、スイス、デンマーク、ポーランドなどで日本と同じ仕組みを採用しています。

Apple社とGoogle社が提供しているAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)

を元にアプリ開発されています。

 

本気で感染を抑え込むのであれば、中国や台湾のような仕組みを採用して

陽性者がどういった所にいて、誰と接触した可能性があってなど

管理していく方がやっぱりいいのではないかと思います。

 

バッテリーの消費は激しい?

バッテリー

 

バッテリーの消費は激しい?

 

Bluetooth(ブルートゥース)をオンにするため、バッテリー消費が

気にする方も多いかもしれません。

 

ブルートゥースをオンするので、オフの状態よりも

バッテリーの消費はもちろん大きくなってしまいます

 

実際にアプリを使っていますが、いつもりバッテリーが早く減っている感覚は殆どないです。

 

もし、バッテリーの消費が気になる方は、機能の制限は出ますが

低電力モード』をオンにするなど消費を抑える方法もあります。

 

低電力モードのオンにするやり方は、「設定」から「バッテリー」の

順に選択すると「低電力モード」があるので、オンにすることで設定できます。

 

低電力モードにした場合に、以下の機能が制限されるか機能に影響が出ます。

 

以下の機能に影響が出ても問題がない方であれば、基本はオンの状態で

過ごされてもいいかもしれません。

 

・メールの取得
・"Hey Siri"
・App のバックグラウンド更新
・自動ダウンロード
・一部のビジュアルエフェクト
・自動ロック (デフォルトは 30 秒後)
・iCloud 写真 (一時的に停止)

 

僕も上記の機能に制限がかかってもいいと思う時は「低電力モード」にしています。

 

確かにバッテリーの消費は抑えられているので

制限がかかっても大丈夫という方は試しにやってみてください。

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)について紹介しました。

 

まだまだ利用者が少ない状況なので、この記事を見て初めて知った方は

是非インストールして使ってみてください。

 

アプリを使う上で、少しでも参考になったら嬉しいです。

 

この記事のまとめ

・『COCOA』とは新型コロナウイルス接触確認アプリ・アプリをインストールして

ブルートゥースをオンにするだけで使用できる

・まだまだ使用している人は少ない(特に陽性者の登録数)

・個人情報、位置情報など特定されることは一切ない

・中国や台湾のアプリでは個人情報や位置情報を取得する仕組み

・バッテリーの消費の消費は大きくなるが気になるほどではない

 

 

 

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