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僕の奥さんは台湾人のため、国際結婚でした。

結婚式は日本ではなく、台湾で挙げたのですが

結婚式の日取りの決め方は、100%奥さんの台湾式のやり方に従いました。笑

この記事では、そんな結婚式の日取りをどうやって決めたか紹介します。

 

日本だと結婚式の日取りを決めるにあたり

『仏滅』を避けて『大安』や『友引』の日にしたり、

語呂が良い日を選んだりする方も多いと思います。

中には特に気にせず、お互いが都合の良い日を選ぶ場合もあると思います。

 

僕は、正直結婚式の日にちの決め方について

特にこだわりはありませんでした。

 

奥さんもこだわりがなければ、お互いの都合の良い日でも選ぶんだろうなと

漠然に思っていましたが、奥さんの中では日取りの決め方は既に決まっていたんです。

 

それは、『占い』です。

 

占いで日取りを決めてもらうのは台湾では常識?

占い

いざ結婚式の日取りを決める際に、奥さんが

『いい日にちを占ってもらう!』と言ってきました。

 

『なにも占いで決めなくてもいいんじゃないの』と思いましたが、

よくよく聞いてみると、台湾では結婚式の日取りを占いで決めるのは

非常に重要との事です。

 

しかも台湾の場合、親御さんが日取りの決め方を気にする傾向が強いです。

奥さんの場合も、日にちに関してお母さんがかなり気にしていました。

 

相手の親が出てこられては、嫌とは中々言えません。

なので、占いで決める事に特に反論せずに賛成しました。

 

そもそも台湾は占いが有名です。

奥さん曰く結婚式の日取りだけではなく、人によっては

子供の名前会社の名前なども

占いによって決めるそうです。

 

まさに生活の一部になってますね。

 

奥さんも自分の名前は、占いで決めてもらったそうです。

『名前はどういう意味なの?』と聞いたら、『わからない』と

笑いながら言ってましたが、占ってもらった良い名前だと信じています。

 

占い好きな方は、台湾が占いで有名な事を知っている方も多いと思います。

日本語ができる占い師の方も多いので、台湾へ観光に行った際に

占ってもらうのも良いですね。

 

日本語ができるのは、日本人にとってありがたいです。

 

そんな占いで結婚式の日取りを決めたのですが、占ってもらった日程が

まさかの僕の両親の都合と合わず、再度占ってもらうことになりました。

なので同じ占い師の方に2回見てもらってます。

 

台湾に行く僕の家族の予定も考えると、占いで日程を決まるのは

調整が難しいなと感じたので、2回目に占ってもらう時は、

土日限定を条件にしてもらってベストな日にちを占ってもらいました。

 

その結果、2回目に占いをしてもらった結婚式のベストな日にちは

最初に占ってもらった日よりも、6ヵ月程後ろにズレてしまいました。

 

『こんなに後ろにズレるんだ。』と思いましたが、

ベストな日がなかったそうです。

 

万が一その日も都合が悪かったら、

いつになっても結婚できないと思ってしまいそうです。

 

こんな感じで、当初の予定していた結婚式の日程より

後ろにズレましたが、無事に結婚式の日取りが決まりました。

 

国際結婚は日本と違う事も当然多いので、

できる限り相手の国のやり方も尊重できればいいですね。

 

幸い僕の両親は、ガミガミ主張するタイプではないので、

柔軟に奥さんが占ってもらった日取り通りに予定を立てていきました。

占いの詳細と金額

費用

肝心の占いですが、1回約1時間 2,600TWD(日本円で約9,300円)ぐらいだったそうです。

『結構高いんだな。。』と正直思ってしまいました。

 

しかも2回占ってもらってますからね。

約2万円、日取りを決めるためにお金をかけています。

 

占いでは、僕と奥さん二人の名前、誕生日、旧暦の誕生日、

生まれた時間、干支、二人の両親の干支を使って

 

結婚式の日程、婚約式の時間、良い方角、親戚で避けるべき干支

 

など決めてもらいました。

 

占い方法はよくわからないですが、本を使った独自の占いのようです。

 

驚いたのが親戚で結婚式の出席を避けるべき干支まで占ってくれた事です。

 

『親戚で避けるべき干支の人がいた場合、結婚式に招待できないのか。。』と、

ここでも疑問を持ちつつ幸い該当者がいなかったため良かったです。

 

他にも占いではないですが、今まで聞いたことないなと思った事がありました。

弟家族を結婚式に招待しようとした際に、弟の奥さんが妊娠中でした。

その際に台湾の伝統のルールで、妊娠中の人は結婚式に参加した際に

新婦の近くに行ってはいけないというのです。

 

これは結婚式の日は、新婦には神様が下りて

最高にツイている日になるそうですが

妊婦さんも子供を宿した=神を宿したということで、

神が衝突してしまうからみたいです。

なるほどという感じですね。

 

結局、弟夫婦は都合が悪くなり不参加だったので

式場でどれくらい忠実に守られたのか見れなかったです。

ほかにも細かいルールがあったりして『色々違うんだなー』と面白かったです。

 

少し話が逸れましたが、こんな感じで僕と奥さんの結婚式の日取りの決め方は、

僕ら家族が奥さん側の決め方に合わせる形で占いで日程を決めて、

無事に結婚式の日取りを決められました。

 

今回思ったのは、両方とも決め方を譲れない場合、

日にちを決めるだけでも大変な事だなと思いました。

 

結婚する当事者だけでなく、両親にも出てこられたら

本当に決めるだけで大変です。

 

幸せな結婚生活が送るためという思いが根本にあっての事だと思いますが、

これが原因となって、関係が悪くなるようでは元も子もないなと思います。

 

結局相手の事、国の事を理解し尊重し合わないと、

国の違う同士の結婚なので結婚生活を長く続ける事は難しいですよね。

 

国際結婚には、色々乗り越えるべきハードルがありますが、

その分経験できない事も経験できるので個人的には面白いです。

 

国際結婚を考えている人に少しでも参考になれば嬉しいです。

 

この記事のまとめ
・台湾の方が結婚相手の場合、日取りは占いで決めるケースが多い
・台湾では、日取りを決める際などに両親も出てくる場合も多い
・特に日取りの決め方にこだわりがなければ、相手の国の決め方を尊重する

 

 

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