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国際結婚会話
この記事はこんな方におすすめ

・国際結婚した夫婦間の会話が気になる方

・国際結婚したけど、コミュニケーションがうまくいってない方

・夫婦間の会話が少ない方

 

国際結婚の場合、日本人同士の結婚よりも文化や価値観、宗教、歴史など

違いが大きいです。

 

言葉』も大きな違いの一つですよね。

 

国際結婚した夫婦間の会話について、僕(日本人)と台湾人の奥さんとの場合

普段何語を話して、どんな感じなのかを紹介していきます。

 

国際結婚した夫婦の会話のタイプ

4つのグループ

国際結婚した際の夫婦間の『会話』ですが、

どんなタイプのグループに分けられるのか大きく4つに分けてみました。

 

タイプ1 相手の国の簡単な単語を使っての会話(お互いほぼ母国語しか話せない)
お互いの意思疎通を図る共通言語での会話が難しいレベルです。

会話の度に意味の分からない単語が出てくるため、

常に辞書を使いながら会話するイメージです。

 

 

タイプ2 流暢ではない英語での会話
お互いが英語圏のネイティブではないが、簡単な英語での会話のやり取りができる。

タイプ1より会話での理解はできると思います。

 

 

タイプ3 夫または妻のどちらかが、相手の国の言葉をある程度話せる
例えば旦那さんが日本人で、奥さんが外国の方として、

奥さんがある程度日本語ができて共通言語が日本語の場合です。

コミュニケーションする上では、比較的楽だと思います。

特にこの場合、旦那さんは母国語の日本語で会話できるので楽ですね。

 

 

タイプ4 お互い相手の国の言葉を話せる(相手の国の言葉で会話がほぼ問題ないレベル)
日本人同士のように言葉の壁がほとんどないので、

一番楽にコミュニケーションが取れて理解もしやすいです。

 

国際結婚した中だと、タイプ3が個人的に多いと思います。

 

また、結婚当初はタイプ1や2の場合であっても、

結婚生活が長くなるにつれ相手の国の言語を覚えて

タイプ3になっていくケースもあります。

 

もちろん海外に長く居たからその国の言語が上達するという事はないので、

タイプ1や2のまま、相手の国の言葉をほとんど覚えずに、

そのまま結婚生活を送る場合もあると思います。

 

お互いの共通言語での会話が難しい場合、

結婚する事に対して不思議に思う方もいると思います。

 

ただ結婚を決める上で言葉以外の要素もありますよね。

 

例えば一緒にいて楽だったり、楽しかったりの相性もあると思うので

お互いの共通言語での会話が難しい場合であっても、

結婚するケースも不思議ではないと思います。

 

付き合った当初の僕と奥さんとのタイプ

タイプ4つを分けてみましたが、僕と奥さんとの会話は

現状どのタイプに分類されるか考えるとタイプ2です。

 

最初お付き合いしたときは、間違いなくタイプ1でした。

 

僕:簡単な英語での日常会話はできる。中国語は全く話せない。

奥さん:英語は基本的な単語を少し知っているレベル。日本語は全くできない。

 

この時の共通言語は英語です。この時の会話は正直かなり難しかったです。

 

当時の奥さんの英語力は、簡単な単語は知っている。

文法は『主語+動詞』という簡単な組み合わせはわかる。

時制(未来、現在、過去)はほとんど使えない。

 

最初の頃は、奥さんと英語で会話していて頭が混乱しました。

 

これは何を言っているんだろう。。

いつの話をしてるんだ(時制ができないため)

 

そう思う事もありながら、奥さんの話した英語をなんとか拾って

『こういう事を言いたいのかな』と

想像しながらコミュニケーションを取っていました。

 

幸い一緒にいて対面でのコミュニケーションができたので、

ボディーランゲージを使ったり、状況や場面(シチュエーション)で

何を言いたいのかなんとなくでも判断する事ができました。

 

奥さんも僕が話した英語を理解しようと必死に聞いてくれましたが、

理解しているようで理解できてないという場面も結構多かったと思います。

 

最初の頃は、このようにコミュニケーションにおいては、

かなり大変な時期を過ごしました。

 

この時を振り返って思うのは、

愛を持ってお互いの事を尊重し理解し合う姿勢』が

本当に大事だと思いました。

 

その後、奥さんがフィリピン留学で英語の勉強を数ヶ月して、

英語力がかなり向上しました。

 

共通言語は、お互いの母国語ではない英語ですが、以前と比べると

かなりコミュニケーションがスムーズにできるようになり楽になりました。

 

現状の夫婦間の会話について

夫婦会話

今の僕と奥さんの会話ですが、共通言語は変わらず英語がメインです。

 

ただ、奥さんが日本に来てから日本語を話す割合が多くなってきていて

タイプ2から3へ少しずつ移行してきています。

 

最初に日本語で話してみて、理解ができなかったりした場合は英語になる感じです。

 

奥さんが頑張って日本語を勉強してくれているおかげで

僕が母国語の日本語で会話がする事ができるので有難いです。

母国語の方がやっぱり楽です。ほんと感謝です。

 

奥さんも日本で生活するのであれば、日本語をしゃべれた方が

間違いなく良いと思うので、この調子で頑張ってほしいと思っています。

 

僕の方はどうかというと、中国語は付き合った当初は全くわかりませんでしたが、

少しずつでもなんだかんだ勉強をしているため上達はしています

 

四声も勉強しましたしボポモフォ (bopomofo)も読めるようになり、

簡単な単語や文であれば作れるようになりました。

 

会話はまだ難しいので、奥さんのご両親に会う際は奥さんの通訳が必要です。

ただ少しずつでも勉強は継続しているので、

 

今より状態が悪くなるということはないはずです。

 

お互い日本語でも中国語でも会話ができたらいいなと思いますし、

会話の場面によって、ここでは日本語の方が言いやすい言葉だったり、

違う場面では、中国語の方がよかったりなどあると思うんですよね。

 

特に日本語は、独特のニュアンスを伝えるのが難しい場面も多いと思うので、

そういう時にお互いが言語を使い分ける事ができたら楽ですし楽しいと思います。

 

今後の個人的な目標は、早く奥さんのご両親や奥さんの兄弟と中国語で

ちゃんと会話できるようになりたいですね。

 

いつまでたっても自分の口でしっかり意見を伝えられないのは

家族なのに悲しいし悔しいです。

 

なので、現状生活している上で中国語を話す機会は正直少ないのですが、

上記にあげたような目標があるので、勉強は少しずつ続けたいと思っています。

 

色々長くなってしまったため、重要だと思う事のまとめです。

 

まとめ

・愛も持って相手に感謝する気持ちで接する

・相手を尊重し、理解しようとする姿勢が大事

相手の国の言葉、文化、価値観などを学ぶ姿勢を持つ

 

特に、現状夫婦間の会話での意思疎通が難しく、変えたい気持ちがあるのであれば、

自分から相手の国の言葉を学んで、積極的に話しかける姿勢が必要だと思います。

 

まず自分から変えていきましょう

 

僕も奥さんと交際してから、中国語を学んでいますが、

台湾の歴史や文化も学びましたし、台湾のドラマや音楽にも積極的に触れました。

 

今では台湾の好きなアーティストもいますし、音楽も聴いていて心地よくなりました。

台湾ドラマも結構見ましたし、奥さんと会ってから日本のドラマより全然見てますね。

 

相手の事はもちろん、相手の国の事も学んでいくのは面白いし大切だと思います。

何か参考になって、少しでも良い夫婦生活が送れれば嬉しいです。

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