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全国的に増加しているコロナウイルスの感染者数ですが、

群馬県内でも少しずつ増えていっています。

 

この記事では、群馬県内でのコロナウイルスの感染者の状況や

経済状況についてご紹介します。

 

明るい話にしたいですが、コロナウイルス感染者の状況と

経済状況をみると暗くなってしまいます。

 

ただ、正しい現状を把握する事で不安も軽減されると思っています。

 

どう行動したらいいのか個人的な意見も紹介しているので

参考にしてもらえたらと思います。

群馬でのコロナウイルス状況について

群馬県内の感染者ですが、12月12日時点で

累計の感染者数は1,613人です。

全国的には、12日時点で累計178,242人にもなっています。

 

寒くなってきたからか原因はわからないですが、

ここへきて一気に感染者数が増えた印象です。

 

直近1日の感染者数だと30人〜40人前後を推移しています。

11月は306人の新規感染者が出ていますが、12月12日時点で

400人以上出ているので11月の数を既に超えてしまっていますね。

 

3月7日に県内で初めて陽性者が出て、3月の感染者数は20人でした。

3月の20人と比べると感染者数がかなり増加していますね。

 

感染者の多かった4月でも125人でしたので、

11月の感染者数は2倍以上増えています。

 

寒くなり温度や湿度が低くなると、感染が拡大する可能性が高いので

恐らく感染者は更に増加してしまうかと思います。

経済的な影響

経済的な影響も正直かなり深刻です。

今年3月から群馬県内の倒産件数は、公表されているだけで27件あります。

 

倒産件数は前年比と比べて大幅に増えてはいないですが

融資でなんとか事業継続している所もありますから、

今のままの状況が続くと間違いなく更に倒産件数は増えます。

 

昨年にはデフレの中での消費増税がされてしまいましたから

消費が当然落ち込んでいました。

 

そんな中コロナウイルスの影響が出てきたわけですから只事じゃないです。

 

感染に注意しながら経済を回す

コロナウイルスが出てきた3月頃は、どんなウイルスか分からない

未知な部分も多かったため僕も外出は最低限しかしませんでした。

 

感染者が増加していますが、緊急自体宣言の時と比べると

外食や旅行したりしている人は増えている感覚はあります。

 

自粛疲れや毎日ニュースで流れている感染者の報道に

慣れてきてしまっているのかも知れません。

 

ただ、感染者数も急激に増加していることから

また外出を控える人も多くなっていると思います。

 

コロナウイルスの事も徐々にどういうウイルスか情報が出てきたので、

正しい情報を得ることで、以前より恐怖心はなくなりました。

 

コロナウイルスで亡くなる人も防がなくはいけないですが、

生活苦によって亡くなるケースも無視はできないです。

 

警視庁から11月まで5カ月連続で自殺者数が前年比より

増加していると発表もされています。

 

増加の原因の一つにコロナウイルスの影響で生活苦に

なってしまった方も多いと考えられます。

 

失業して生活が苦しくなった人や労働日数が減って

給料が少なくなった事で住宅ローンが払えなくなった人など

普通の生活ができなくなっている人が急増してますからね。

 

個人的には感染予防をしっかりした上で、

経済活動をしていくしかないと思います。

 

みんなが自粛してしまいお金を使わないと経済が回らないです。

 

自粛すると消費も落ちて会社の売り上げも下がるので、

経費削減のため雇い止めや休業を余儀なくされるケースも増えます。

 

経済ですので、回りまわって今は影響の少ない業種でも

少なからず影響が出てくると思います。

本来は消費していたであろう人の数が減りますからね。

 

対象は5市で午後10時以降の自粛要請

そんな中、群馬県内でも感染者数の増加を鑑みて、

10日に県内飲食店の営業時間の自粛要請を決めました。

 

対象は、伊勢崎、太田、桐生、館林、みどりの5市です。

飲食でも接待を伴う飲食店や酒類を提供する飲食店に

対しての要請となります。

居酒屋、スナック、バー、カラオケなどです。

 

自粛を要請する期間は15日~28日の2週間で、

時間は午後10時~午前5時です。

 

上記期間内は、飲食業界を支援するために作られた

「Go To イート」の新規発券も停止となります。

 

飲食店は政府からの自粛要請の矛先が向きやすいですし

風当たりが強いと感じます。

 

追記)

大泉と邑楽も営業時間の短縮要請の対象地域に追加される事が決まりました。

また、12月19日から県独自の警戒度を現行の「3」から最高の「4」

引き上げることも決まり、不要不急の外出自粛を要請します。

 

自粛したくてもできない飲食店

今回の自粛要請には、協力金として1店舗当たり

28万円を支給するとの事です。

協力金28万と聞いた率直な感想は「少な!」と思いました。

 

自粛の補償が1日に計算すると2万円になります。

本当に小さい個人経営の飲食店であればまだいいかもしれないですが、

殆どの飲食店は全然足らないですよね。

 

僕は飲食店をやってないですが、一般的に考えれば明らかに

保証が少ないのが分かると思います。

場所の固定費、仕入費用、人件費、光熱費など月々の

大きな固定費がありますからね。

 

午後10時以降に売り上げが高くなる飲食店も当然あるはずなので、

自粛したら売り上げが激減して生活が成り立たなくなります。

 

3月頃から多くの飲食店は売り上げが減少してダメージを受けていますから

今回は従いたくても要請に応じれない飲食店が多いのではないかと思います。

 

政府が自粛中の会社の粗利補償や、特別定額給付金のように

生活に困らないようにするための補償をしてくれるのであれば

安心して自粛ができますが、残念ながらそんな対応をしてくれません。

 

なので、飲食店はしっかり対策をした上でお店を開けるしかないと思います。

 

自粛要請に応じない飲食店に対して嫌がらせをする人もいますが

飲食店を経営している人の事を考えたら、そんな事はできないですよね。

 

コロナウイルス感染対策

コロナウイルスの対策として2mのソーシャルディスタンスや

3密を避けるとよく耳にします。

 

密であっても換気をしっかりしていて、会話が殆どない状況であれば

感染する可能性は下がります。

なので、飛沫感染予防の徹底が重要です。

 

あとは、接触感染の注意ですね。

つり革などの手すりやドアノブなどを触った手で

「口、目、鼻」を触らない事です。

これだけで感染する率は大きく下がります。

 

ウイルスが着いた手で「口、目、鼻」の粘膜に触れる事で

感染を招いてしまうので注意が必要です。

 

無意識だと意外に手で鼻や口を触ってしまっている方も多いと思うので、

意識的に触らないように気を付けてみてください。

 

この記事のまとめ

いかがだったでしょうか。

群馬県内のコロナウイルスの感染者の状況と経済に関してご紹介しました。

 

感染者数は増加している状況ですが、正しい知識をつけて

適切な行動をすれば感染リスクや心配を下げることができるはずです。

 

なんとかこの危機を乗り越えていきましょう。

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